再登校事例

精神不安定による不登校 女子高校生SKさん Vol.9

娘には幸せな人生を

記憶の除去は第3因子の一部を行っただけですが、ここまで良くなったのは、
 
五感変容メソッドが有効であること、
先生から不登校の原因(第3因子)を教えていただき、不登校がひどくなる前に第3因子とのつながりの深い家庭を離れ別居したこと、
また早めに病院も変えて薬は飲まなくなったこと
 
など、早めに行動をしてきた結果だと思います。
 
不登校は、本人もまわりも原因が分からず、苦悩します。
決して本人を責めてはいけませんし、親のせいだと短絡的にも言えないと思います。
 
まして薬は対処療法なので根本的な解決にはなりませんので、原因を突き止めてそこを改善することが大事だと思います。
 
新井先生にお会いすることができ、ありがたく思っています。
 
まだ第3因子による影響はまだ残っていると思いますが、娘との接し方のアドバイスを先生より受けました。
 
今後は私たち夫婦が変わることにより、第3因子による影響が少しでも減って、娘には将来に希望をもって幸せな人生を送ってもらいたいと思っています。

解説

SKさんの事例では、やり残した重要なことがあります。

それはお母さんの改善です。

お母さんが精神的に安定になることが不可欠なのですが、ここに手をつけないと、SKさんの症状や問題は再発してしまうのではないか?ということが非常に気がかりです。

お母さんは精神的にカウンセリングを受けることが難しい方のようなので、いかんともしがたいのですが・・・

SKさんの根本的な空しさが、満たされて消えるには、別居ではなく同居によって愛着関係を再構築しなければなりません。相当時間がかかるでしょう。

お父さんには記憶除去をお伝えしているし、第三因子もある程度わかっておられるので、お父さんの奮闘を期待するばかりです。